ブラシを出しただけで、犬が逃げてしまう。
とかしはじめると、体をよじって嫌がる。
押さえつけるしかないのか、と迷う。
ブラッシングを嫌がるときは、道具・当て方・タイミングを順に見直してみましょう。
この記事を書いたのは、犬猫用の丸型くしを企画・販売しているfabuon lifeです。
販売元として、嫌がるときに見直したいことを4つにしぼりました。
力を入れずに動かせるかどうかで、続けやすさが変わります。
針の太さや先端の形まで比べたい方は、『犬・猫の目やに取りコームの選び方4つ』もあわせてご覧ください。
嫌がる犬は、押さえつけずに時間を短くします。
この記事で見ていく4つです。
- 1道具を見せるところから始める
- 2落ち着いている時間を選ぶ
- 3嫌がる場所を後回しにする
- 4コームの当たり方を見直す

全身用と目元用で、顔も体もケアできます
獣医師の元山就斗先生が、商品の設計と使い方を監修しています
見直す前に確かめたいこと
さわると鳴く、体をこわばらせる、同じ場所だけ嫌がる。
こうしたときは、痛みがないかを動物病院で相談します。
うなる、噛もうとするなど強く嫌がる場合は、いったん中断し、翌日など時間を空けて再チャレンジしましょう。
犬がブラッシングを嫌がる理由
ブラッシングを嫌がる理由には、性格だけでなく、時間の長さや当て方、道具の感触なども関わります。
先に確かめたいのは、次の3つです。
① 前に痛い思いをした
犬は、前にあったことをよく覚えています。
強く引っぱられた経験があると、道具を見ただけで逃げます。
子犬のころの記憶は、特に残りやすいとされています。
② 体のどこかが痛い
関節や耳に痛みがあると、その近くをさわられるのを嫌がります。
同じ場所だけ嫌がるときは、体の側の理由を先に考えます。
痛みの有無は、動物病院で確かめます。
③ じっとしているのが苦手
体力が余っていると、座っていられません。
散歩や遊びのあとは、落ち着きやすい時間です。
眠くなる前の時間を選びます。
嫌がる犬に試したい対策4つ
1回で全身を終わらせなくてかまいません。
まずは対策1の、道具を見せるところから始めてみましょう。
1:道具を見せるところから始める
最初はコームを床に置いて、においをかがせるだけにします。
次の日に、背中へ数秒だけ当てます。
嫌がる前にやめると、次の日も逃げにくくなります。
2:落ち着いている時間を選ぶ
散歩のあとや、寝る前の時間を選びます。
抱き上げず、寝そべったままの姿勢でも当てられます。
すべらない敷物の上だと、犬が身構えにくくなります。

3:嫌がる場所を後回しにする
まずは、その子が触られても落ち着いていられる場所から始めます。
顔まわりや足先、しっぽなどを嫌がる場合は、最初からそこを長くとかさず、受け入れやすい場所を短くとかして終わります。
嫌がる様子が出たら、その日は無理に続けません。
4:コームの当たり方を見直す
ヒトより弱いペットの皮膚と毛
厚さ
犬はヒトの1/4、猫はさらに薄く1/6
ほどしかありません。
力は入れず、コームの重さだけで滑らせます。
逆毛を立てると、針が皮膚に当たりやすくなります。
毛の流れに沿って、背中から腰へ動かします。
自社の丸型くしは、針が並ぶ列が弧を描いているので、顔のカーブに沿いやすいのが特長です。
直線型では顔や体のくぼみに針が届かないと、試作の段階で分かりました。

目のきわや口もとは、幅の広いコームだと当てにくい場所です。
2種セットの目元用は、横1.5cmと細く作りました。
コームを小さくして、目の周辺までケアできるようにしています。
スタッフ
自宅の犬2匹と猫2匹で1か月使ってみて、嫌がって逃げた子は1匹もいませんでした。
慣れるまでの日数は子によって違いましたが、2〜3日でどの子も落ち着いてとかさせてくれるようになり、ほっとしました。
噛む・顔や足を嫌がるときの進め方
同じ「ブラッシングが嫌い」でも、嫌がり方によって進め方は変わります。
うなる・噛もうとするとき
ブラシを当てたときにうなる、口を向ける、噛もうとする場合は、そのまま押さえつけて続けません。
一度中断して、道具を見せるだけ → 体に軽く触れる → 1回だけとかすというように、その子が落ち着いて受け入れられる段階まで戻します。
急に噛もうとするようになった場合や、特定の場所へ触れたときだけ強く反応する場合は、痛みや違和感がないか動物病院で相談します。
顔まわりを嫌がるとき
顔の近くへいきなり大きなコームを近づけると、身を引く子もいます。
まず頬やあごなど、触られても落ち着いていられる場所へ短く当てます。
目のきわなど細かな場所は、幅の細い目元用コームへ持ち替え、短くとかしたらいったん終わります。
目のまわりに赤みがある、涙や目やにが急に増えたなど、いつもと違う様子があるときは、ブラッシングより先に動物病院へ相談します。
足先を嫌がるとき
足先は、いきなりコームを当てず、最初は足へ手を添えるところから始めます。
落ち着いていられたら、短く触れる時間を少しずつ増やします。
そのあとでコームを見せ、足の一部を1回だけとかす、という順に進めます。
足を引く、体を固くする、逃げようとするなどの反応が出たら、ひとつ前の段階へ戻します。
嫌がる場所ほど一度に終わらせようとせず、「触れるだけ」「1回とかす」まで小さく分けて進めましょう。
丸型くし2種セットの仕様
皮膚への当たり方は、針の太さと先の加工で変わります。
仕様は次のとおりです。
| 項目 | 全身用(丸型) | 目元用(細型) |
|---|---|---|
| 大きさ | 横6.6cm×縦6.5cm | 横1.5cm×縦12.3cm |
| 重さ | 45g | 10g |
| 針の太さ | 0.5mm | 0.3mm |
| 形 | 針が並ぶ列が弧を描くラウンド型 | 細長い形 |
| 素材 | ステンレス(水洗いできる) | |
| 色 | ライムグリーン/グリーン/パープル | ホワイト(どの色にも付属) |

針の先は丸く加工しているので、目のまわりなどの敏感な皮膚にも刺激が少なく、マッサージするようにやさしくとかせます。
目元用の針の太さは0.3mmです。
商品開発の中で、顔まわりの細かい汚れまで取れたのが0.3mmだったため、この細さにしました。
全身用は、背中や足など広い範囲をとかしやすい0.5mmにしています。
使う前に知っておきたいこと
コームは、毛の表面と顔まわりを整えるための道具です。
次に当てはまる場合は、使うのを控えましょう。
使用を控える場面
皮膚に赤み・傷・かさぶたがあるとき。
毛玉が皮膚に張り付いて動かないときは、トリマーや動物病院へ相談します。
愛犬が強く嫌がるとき。
押さえつけてまで続けません。
よくある質問
Q. 1回どのくらいとかせばいいですか?
A. 最初は1分からを目安にしています。
慣れてきたら、とかす場所を増やしていきます。
Q. 慣れるまでどのくらいかかりますか?
A. スタッフ宅の4匹は、2〜3日で慣れました。
慣れ方には個体差があります。
Q. 2本はどう使い分けますか?
A. 全身用は体と頭、目元用は目のきわや口もとに使います。
目元用は幅も針も細いので、全身用では届きにくい細かい部分までケアできます。
Q. 洗えますか?
A. ステンレス製なので水洗いできます。
洗ったあとは水気を拭き取ります。
Q. 犬と猫のどちらにも使えますか?
A. 犬にも猫にも使えます。
スタッフ宅でも、犬2匹と猫2匹に使っています。
Q. 交換の対応はありますか?
A. 配送中の破損や初期不良、ご使用中に生じた不具合などに対応する、90日間のアフターサポートをご用意しています。
サポートをご希望の際は、注文番号を添えて公式LINEへご連絡ください。
まとめ:犬がブラッシングを嫌がるときの4つ
嫌がる犬に試したいのは、次の4つです。
- 始め方:コームを床に置いてにおいをかがせ、次の日に背中へ数秒だけ当てる
- 時間:散歩のあとや寝る前など、愛犬が落ち着いているときを選ぶ
- とかす順番:触られても平気な背中などから始め、嫌がる場所は後回しにする
- 当たり方:力を入れず、毛の流れに沿ってコームの重さだけで滑らせる
同じ場所だけ嫌がるときや急に噛もうとするときは、痛みがないかを先に動物病院で相談しましょう。
Amazonのアソシエイトとして、fabuon life は適格販売により収入を得ています。






